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三重県出身

池田 愛さん

三重+愛知+酒田のブレンド女子、現る!

三重県出身で愛知県での居住歴もある池田愛さん。
自分の知らなかったことを知ることが嬉しいと感じる彼女にとっては、分からない方言も楽しいコミュニケーションツールになるようです。

新しい世界を求め、愛知の大学へ

三重県で生まれ育ちました。三重県は都会と言われることもあるのですが、私の実家は市街地から車で30分くらい走ったところにある地域で、大手地図サイトのストリートビューでも見つけることができない場所にあります(笑)。そんな田舎で育ったこともあり、新しい世界に踏み出したいという気持ちが強く、高校卒業後は同級生の多くが進学する地域ではなく、愛知県の大学へ進学しました。
小さい頃は引っ込み思案な性格だったので、知り合いもいない地域を選択したことに家族は驚いていましたし、三重を出て一人暮らしをすることをとても心配していました。私は、新しいことにチャレンジするぞ!という気持ちでいっぱいで、あまり不安はありませんでしたね。


直感を信じてフルコンタクト空手道部に入部

大学がある場所は名古屋から少し離れていたので、想像していたような都会暮らしではなかったですが、大学で出会った友人たちは愛知県出身者が多く、県民性なのかチャキチャキしている人が多いなあという印象でした。

入学式の時にたくさんのサークルや部活が勧誘活動をしていて、自分が思い描いていた新しい世界への入り口みたいで、とてもワクワクしたことを今も覚えています。そして、数ある中から入部したのが「フルコンタクト空手道部」でした。これまで運動部に所属した経験はなかったのですが、勧誘で声を掛けてくれた先輩がすごくおもしろかったことも印象的でしたし、1人暮らしをするにあたって護身術を身に付けたいと思っていたんです。普通の空手部もありましたが、直感的にフルコンタクト空手って楽しそうと思って見学に行き、そのまま入部を決めました。
一般的に知られている「寸止め」や「型」を競う空手の形式に対して、フルコンタクト空手は、直接打撃制の形式なんです。私は小柄なので、パワーでは勝てないと思い、技を磨く練習に励んでいましたね。パンチや前蹴りなど実戦形式の練習が中心でしたが、簡易的な防具を身に付けて行うので、「痛くて辛い」という感覚は全然なかったです。4年間所属していましたが、引退後は全然練習していないので、今では一般的な女性の蹴りより少し強いかな?くらいのレベルでしょうか(笑)。


ハイキックは相手の顎を狙うイメージで

部活や教員免許取得に向けた勉強に加え、アルバイトもしていたので、愛知での4年間は充実していてあっと言う間という感じでした。赤味噌のみそ汁にはなかなか馴染めませんでしたが(笑)、休日は名古屋まで遊びに出て、都会を楽しみましたね。名物の味噌カツにもハマリました!! 病みつきになる味で、今でも大好きです。

旅行気分で移住を決断?!

酒田市に移住することになったきっかけは、酒田市出身の夫との結婚です。夫とは大学入学してすぐにお付き合いを始め、当初から、いつか酒田へ帰ることになってもついて来てくれる?と聞かれていたんです。私は酒田市はもちろん山形にも行ったことはなかったのですが、完全に旅行気分で「うん!行く行く!!」という軽いノリで返事をしていました。そして付き合って6年ほど経った頃、彼がUターンを決めました。とはいえその時、私は三重に戻って就職していたので、まずは夫だけが先に酒田へ戻り、去年の3月に私も移住しました。
私が初めて酒田を訪れたのは移住する3年前の夏で、その時に生まれて初めて、海に沈む夕陽を見てすごく感動しました。鳥海山も大きくて、自然が豊かで素敵なところだなって思いましたね。また、愛知の食べ物は味付けが美味しいと感じることが多かったのですが、酒田の食べ物は食材自体が美味しいなと感じました。 お義母さんが育てた枝豆を食べた際に、粒がふっくらしていて味が濃くて、びっくりしたんです。本当に美味しくて、愛知に戻って居酒屋さんで枝豆を食べた時は「味がない・・・」と感じたほどでした。


日和山公園にて

実際に移住を決めた後は、徐々に寂しさが現実のものとなってきて、移住数か月前からは地元の友人たちと会う機会をたくさん作って、地元を離れるための心の準備をしました。それでも出発の日に家族と別れる際は、大泣きしてしまいましたね。どれだけ気持ちを整理していても、やっぱり寂しいというのが本音でした。
移住して半年ほど経った頃に、母が初めて酒田を訪れたのですが、色々な場所を一緒に廻ることが出来て私も嬉しかったですし、母も娘が暮らしてる場所を見ることが出来て少し安心したみたいです。


母と「小幡楼」を訪れました

まるで異国のBGM!庄内弁との出会い

夫とお付き合いをしている時から、庄内弁の存在は知ってはいましたが、移住後に外食した際、隣のテーブルにいるお客さんたちの会話が、まるで聞き取れなかったことに衝撃を受けました。聞こえてはいるんですが、右耳から入って、脳内で何にも引っかからずスーっと抜けて左耳から出ていく感覚で・・・、まさにただ流れているBGMって感じでした(笑)。

また、食事の終盤に夫が、 『はらくづさげ、あどかんね』って言ったんですけど、私には訳がわかりませんでした。標準語だと「おなかいっぱいだから、もう何も食べられないよ」って意味のようですが、かろうじて「はら」は「腹」だって理解できるとしても、それ以外は別ものの言葉じゃんってツッコんでしまいました。
その他にも、面白い庄内弁にたくさん出会いましたね。『○○さねばねな』は、結局「する」のか「しない」のかわからないですし、『よだもの』も「必要なもの」なのか「不要なもの」なのか全くわかりませんでした。今だに、一度頭の中で整理しないとすぐには反応できません(笑)。
でも反対に、ずっと標準語だと思って使っていた言葉が私の地元特有の言い回しだったという場面もありましたね。方言がわからないことを壁と感じたことはあまりなく、むしろわからない言葉をきっかけに会話が盛り上がるので、もっと知りたいなと思います。


友人宅で出してもらった
お刺身盛りのクオリティの高さ!

酒田に深く関われる仕事を

酒田に移住するにあたっては、仕事のことが大きな心配事でした。所縁のない地域では会社の雰囲気もわからず、どの企業が自分に合うのかなども全く掴めないので、どうしようかな・・・と悩んでいました。そんな時、先にUターンしていた夫から酒田市職員の採用試験を受けてみたらと提案され、すごく自然に「市役所で働けたら良いな」と思えたんです。生まれ育った三重や大学生活を送った愛知では公務員に全く興味を持てなかったのに、酒田市職員という仕事には素直に魅力を感じたんです。これから永く住むことになる土地だし、地域と深く関われて酒田のことも勉強でき、そこで誰かのために働くことができるなんて、移住者の自分にはぴったりの職業だなって思いました。
そして、三重からの志願者は珍しいからか、複数回あった面接では必ず移住のきっかけを聞かれたのですが、答えるたびに「ご結婚おめでとうございます!」という言葉を掛けていただき、明るい気持ちで面接に向かうことができました。殺伐とした雰囲気を覚悟していたので、予想外の温かい雰囲気に驚きましたし、酒田の方の優しさを感じ、ここで働けたら良いなと思いました。


施設管理のため
交流ひろば内を確認して回ります

現在は、地域共生課に所属しており、酒田市中町にある交流ひろばの施設管理を主に担当しています。エレベーターや自動ドア、空調の管理など施設に関わることから、窓口にいらっしゃるお客様対応などを務めさせていただいています。接客業で働いていたこともあり、様々な年齢や業種の方とお話しするのは好きで、あまり緊張せずに業務に当たっていますが、やはり、庄内弁が聞き取れず苦戦する場面はあります。周りの先輩方に助けていただきながら、日々精一杯取り組ませていただいています。
また男女共同参画係と移住定住係を兼務しているので、酒田看護専門学校で行われたデートDV防止講座に同行したり、移住イベントに参加したりと、貴重な経験を積ませていただいています。
特に移住関係の業務では、自分と同じように遠方から移住してくる人が多いことを知り、先輩移住者としても、これから移住してくる方のお役に立てるよう頑張りたいなと感じました。


オンライン移住イベントの様子

移住を検討している方へメッセージ

酒田市は、まさしく「暮らしやすい田舎」に当てはまるんだろうなと思います。自然が豊かな場所は、全国各地にたくさんあると思うんですけど、酒田の自然は、鳥海山がドンっとあって、庄内平野がワーっと広がっていて、日本海がザバーンってあるっていう、イメージしやすい自然なんですよね(笑)。それでいて生活に困ることがないくらいお店や医療機関などが充実していて・・・。ほどよい田舎で暮らしてみたいという人にはピッタリな街だと思います。
風の強さと雨の日の多さにはまだまだ慣れませんし、1月~2月の真冬はまだ経験していませんが、不安なポイントはそのくらいです。


また、酒田の人は皆さん酒田が好きなんだなあと感じる機会が多く、それってすごく素敵なことだと思いました。特に、Uターンした人から酒田の良さをたくさんアピールされるんです。私自身は、一度愛知に出てからまた三重に戻っていますが、そこまで地元に対する想いに変化はなかったので、酒田は帰りたいって思える街なんだなあと思いました。
そして、酒田の人は優しくておおらかな方が多いので、平和で穏やかな空気が流れていると感じます。こちらに来てから、まだ一度もコンビニやスーパーで店員さんに怒鳴っている人を見掛けたことがありませんから!!(以前暮らしていた街では、しょっちゅう見掛けていました・・・笑)


今まではスキー場でしか見たことがなかった量の雪!!

現在の私は、5割が三重、4割が愛知、1割が酒田という感じで構成されていますが(笑)、これから三重や愛知との違いを楽しみながら、どんどん酒田要素を増やしていきたいと思っています。自分自身がどんな風に変化していくか、想像できないのも移住した楽しみの1つかもしれません!


◇◆日和山 小幡楼◆◇
和館の「ヒヨリベーカリー&カフェ」と洋館の「日和亭」からなる、カフェスポット。
Address:酒田市日吉町2-9-37
Tel:0234-25-5729
HP:https://www.obatarou.jp
Instagram:https://www.instagram.com/hiyoriyama_obatarou


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